ウタ日記

浮遊することばと追いかけっこ

夏は傷痍射撃

強き陽に狙い撃たれし百日紅

枝の先より 炎は点る

 

 

暑い。

何もかも焼けてしまいそうなほど。

植物さえも焼けるんじゃないかと、

そう思いきや、花が咲いている姿を見ると清涼感を感じる。

それが真っ赤なブーゲンビリアであっても。

今日、ピンクと白の混じった淡い百日紅を見た。

世の中の色は、みんな淡くなって行くような気がした。

 

 

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