ウタ日記

浮遊することばと追いかけっこ

しぬほどつらい?

*・・・って風にね、しぬほどつらくなるから、それを心配したの。

ーーーー<会話少し>

++ ・・・でも、人間誰しもがいつかは必ず死ぬんだよ。だったら、何時どこで

   死んでも同じじゃないのかな。それが少し速いか遅いかの違いで、宇宙に流れる   時間にしたら、一瞬の見えないくらいの差だよね?違うかナ?

 

*・・・そうだけど。別に早く死にたくない訳ではないのだけれどー。

 「しぬほど」って言ったのは言葉の例えで、その「ものすごくつらい」のがイヤなだ  けなんだけど。

++死ぬ時には、大なり小なりつらいものだよ。でも通り過ぎれば終わるじゃん。

 

<この空しい会話の後に思ったこと>

「死ぬこと」とその過程のつらさ、は経験が無いから何とも言えない。

「死にたくなるほどのつらさ」は、経験があるから、言うけれど、つらいことの

先に死があるのと、つらいから死を選ぼうかと思うのは、とても似て見えるのかもしれないけど、非なるものではないかしらん。

 

背を伸ばし胸張り歩く 

世の中と戦う日々は眼差しにのみ

 

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