ウタ日記

浮遊することばと追いかけっこ

どす黒い想い。

救うのは 母体か胎児か迷うことさえ無きを知る 命の軽さ

短歌大会の題詠を習作している。

題は「母」

まず湧き出て来た歌。私の心の中のどす黒い部分を、穿り出してみるかのようだ。

と、自分の歌ながら思う。

 

秋の夜の永きに耐えかね 眠らない理由(わけ)探しつつ夜明けの珈琲

意味なく、本当に何の意味も無く、無益な徹夜をして過ごす。

眠れない訳でもなく、ただ眠りたくなかっただけ。

肌寒さに、珈琲を飲む。とたんにいつもは起きない激しい胃痛。