甘き薫りは
その甘きうなじは薫る エロスとて 花の終わりの屍臭にあらぬか
ヨーロッパにいって、うつくしい町並みが嬉しくて、
こんなに使わないだろう、というくらいフレグランスを買ってしまった。
買ってしまったのは、フレグランスと紙類とチョコレートばかり。
買ってはしまったが、私はそうそういつも薫っている訳ではないので
変化する前に消化出来るか心配だ。
そして、このところ同じグリーンの香りを付けていたので、
甘くてスパイシーな香りをつけると、なんだか屍に振りかける香水のような気がしてくる。