ウタ日記

浮遊することばと追いかけっこ

みな、密やかに。秋は来ぬ、と。

名残の日 自が身さらせワレモコウ 吾は紅なれ花なれと逝く

ワレモコウを見るころは、秋風が心地よいはずなのに。

 

ジャングルを彷徨いながらも進軍の ラッパのような秋の朝顔

まだまだ咲いている、俯き加減の朝顔たち、何時まで咲けばいいのか俺たち、

ため息が聞こえてくるようだ。