ウタ日記

浮遊することばと追いかけっこ

おおつごもり。

枯れ落ち葉命の余韻残り居る新たな芽吹きに看取られながら

 

晦(つごもり)も十二回目だと騒ぎきて至極呆気なく過ぎてゆく刻

 

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いろいろなもの、そして自分の心、人の心に目を凝らして来たつもりなのに

恐ろしくなるような言葉の行き違いや、自分自身に付いた嘘や、大切な人が誰なのかわからなくなって騙したこと。たくさん傷つけて、たくさん傷ついて。

見ているつもりで見えていない本当の色の景色、みつめているでなぞっているだけの視点。

またヘトヘトになって、来年はどうしようか、などと、性懲りもなく考えている。

すり減りながら、それでもまだ。