2014-01-30 改稿其の壱 -夜- (1)冴え冴えと凍て放たれる月光は空が海なら怒る河豚の刺 (2)みかん剥く果汁にまみれ咥え指湧き出る唾液に昨夜が溶ける もういっちょ。 (3)しどけなく腹みせ眠る犬のよう触れたし怖し君の手のひら