目の前で話すあなたの瞳視る 我が姿なき真実(まこと)知りつつ 恋しいとふと口を衝いて出るあなたの名 空気揺らすも面影浮かばず 今更何を、と思うけれど 誰かが好きだという感情は、本当にその人を好きなのか、そしてそれが恋なのか、 それとも恋する自分…
十分に深まる季節金木犀 濃密なりし今更に気づく いらいらする。家から一歩外に出ると、もうそこにはキンモクセイの薫りが 空気に充満するようになってから 「金木犀が咲いたね」などと呑気に言われること。 今か今かと、夏の暑いうちに気配を探し求めている…
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